ヒプノセラピーとは

ヒプノセラピー

ヒプノセラピー・・・・日本では80年代以降広まった比較的新しい時代に構築された催眠療法の一つのスタイルで、アメリカでは医療行為に当たります。

厚生労働省の「「統合医療」に係る情報発信等推進事業」の一環により発行されているガイドブックによると、アメリカ合衆国の保管代替え医療の分類は、「天然産物」「心身医療」「手技療法と身体技法」「その他」に分かれ、「心身医療」には、インド伝統医学アーユルヴェーダや中国伝統医学の瞑想、ヨガ、鍼灸、催眠療法、イメージ療法、気功、太極拳などが挙げられています。

催眠療法の中の「ヒプノセラピー」は、主に原因究明による短期解決を目的とし、クライエントとのラポール(信頼関係)の上に成り立つ「心理療法」です。

精神科や心療内科が世界基準でカウンセリングの時間が50分と決められているのに対し、保険適用外なので平均3時間と、時間を有効に使えます。

従来からある、「ダイエット」、「禁煙」や「爪を噛む」などの癖を治す、いわゆる行動修正を目的とする療法は、繰り返し施術しなければならずとにかく時間がかかり、またヒプノセラピーとは異なり問題の原因を解決したわけではないので施術後の自己のフォローに時間を割くことになったり、しっかり身についていないと元に戻る可能性もあるので注意が必要になるものです。

ヒプノセラピーでは心理療法の一つとして、自分の内面と向き合いながら、悩みやストレスの原因を探ったり解決の糸口を見つけたりする療法で、生きづらさや心の疲れを取り除くものです。


①何のために受けるのか?
②目的を達成できたとしたらどうか?
③目的達成時のメリット・デメリットを理解しているか。


これらを確認したうえで、ではどのセラピーを受けるか、またはセラピーの途中で気になることができてしまったときに内容を変更するか?AとBどちらにするかをクライエント本人に決めていただきながら進めていくので、あくまでヒプノセラピストは能動的に動きます。
そのほか求められるのはヒプノセラピストの豊かなイメージ力。
心理療法なので、心の中をリーディングするということは誘導する側にクライエントの見ている世界をより具体的に肉感的に厚くしていきます。

それによりクライエントの見ている世界をクライエント本人に見えやすくしたり、ヒプノセラピストに共有させたりできるのです。
何かに行き詰ってしまった原因は、そのイメージの中に過去に捨てられた記憶としてゴミ箱の中に隠されています。結果が今の自分です。原因をさぐり当て、対処していくことで結果が違うものになるという考え方がヒプノセラピーであるといえます。

心と体をいやす仕事 より転載

最近では癒しのお仕事が多岐にわり様々な分野で活躍しています。その中、癒しのお仕事に就いたパイオニアたちにインタビューした「心と体をいやす仕事」という本の中にも、ヒプノセラピーのことが書かれていますのでご紹介します。

矢澤フレイ伸恵さん

「催眠を意味するヒプノーシスにセラピーがくっついた言葉がヒプノセラピーです。つまり催眠療法ですね」と言う矢澤フレイ伸恵さんは、ヒプノセラピストの草分けです。ヒプノセラピーは最近注目されている癒しの手段ですが、「催眠」という言葉に「あやつられる」という先入観をもつ人が多いのも事実。そこで、まずその疑問をぶつけさせてもらいました。

「催眠というと、演出されたショーとしての催眠術のイメージが強いみたいですね。でも、ヒプノセラピーは心理療法の一つです。あやつられて不本意なことをさせられることはないですよ。催眠状態とはリラックスした自然な状態のことで、このとき脳波を測るとアルファー波やシータ波が出ています。普通の人でも1日12,13回は催眠状態になるのですよ」

眠りに落ちる前や起きてすぐのまどろんだ状態、本を夢中で読んでいて意識が本に集中しているときなどは、私たちは催眠状態にあるのだそうです。人間の意識は1割が表面意識、残りはすべて潜在意識が占めているとされていますが、催眠状態では、普段表に出ている理論や理性といった表面意識が休息し、そのかわりに感情や感覚的な潜在意識が優位に立つとか。

「その潜在意識に働きかけるセラピーなんです。私たち人間は誰もパーフェクトではありませんから、人間関係や仕事、何をすれば自分がいちばん幸せかなど、日常定期に悩みや問題を抱えています。でも、それらへの答えは、自分の心の深い部分では実はわかっているんです。心の中にある本当の答えを引き出すために、潜在意識と会話する。ヒプノセラピーはそれができる方法なんです。」

「潜在意識は、子供のころの環境や状況によってプログラミングされるんだと痛感しています。たとえば、「お前はわかってない」と親にけなされて育つと、それが人間関係の基礎になり、大人になっても自信をもって自分の意見を言えなくなる。本当にやりたいこと、心の声もわからなくなってしまう。表面意識では「ちょっと厳しかったなあ、うちの親」ぐらいにしか覚えていませんが、瀬在意識には深く刷り込まれています。それはすごい力です。子供のころの傷ついた感情を催眠によって認識してもらい、楽になるよう、解放されるように導いていく。最終的には自分の心は自身でしか癒せません。セラピストはそのお手伝いなんですよ」

心と体をいやす仕事 著者 八幡谷真弓 発行者 松村邦彦 発行所 株式会社主婦の友社 発売元 角川書店

ナチュラルF+ ヒプノセラピー心理療法所
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