アフリカで生きた前世 40代女性の場合

体験談

セラピーが始まり、大地に降り立つと、すぐ目に入ってきたのは小山を掘る大人たちでした。

大人たちは仕事というわけではなく、生活のために山を掘る・・・その中の穀物か何かを得るための作業のようなものでした。

その光景を見ながら、私は自分の母親がどこかにいるかもしれないとあたりを探していますが、見つかりません。

私の体は、肌が黒い小さな女の子・・・8歳ぐらいの子供でした。一枚の布を体に巻いて服としています。よく見るとほかの人たちも同じような服装です。

私が降り立ったのは、アフリカの大地、時代は1200年ごろだとわかったのです。

家の中に入ると、座って食事する数人の人影が・・・正面にはお父さん、左側には私の妹、右側にはお母さん、そしてお母さんの奥にもう一人気配だけ感じていました。

家族はみんな仲良しで、明るく楽しいひと時を過ごします。妹とは一番の仲良しでいつも二人で過ごしていました。私は長女で幼いながらも家事手伝いを仕事として、まるで大人のように働きます。この大地では、昔から過酷な生活を強いられる場所で、生命源である水も貴重です。そのために争いがおこることもしばしばありました。

ある夜、お父さんがいつものように武器の手入れをしているときのこと、その夜は特別に外を警戒していたのです。お父さんは、寝ずに外への戸を見つめ、あたりは静まり返ります。

次に見た光景は、衝撃的でした。

一瞬で村全体がめちゃくちゃにされているのです。

逃げ惑う親子・・・叫び声、破壊される家々、男の人たちが暴漢と戦っています。

私も逃げろと言われ、妹と一緒に走りだします。

妹とは手をつなぎ、後ろではお母さんが何かを抱えたまま暴漢につかまっています。

その時思い出しました。

いつもお母さんのそばにいたのは、小さい弟でした。

弟は赤ちゃんだったので走ることもできずお母さんと一緒に捕まってしまったのです。

かわいい弟でした・・・もっと遊んであげたかったしお世話してあげたかった。楽しいことをいっぱい体験させてあげたかった。

悲痛な思いをしながら走り続けていると、いつのまにか妹と手が離れてしまい、止まって探してもみつかりませんでした。

全速力で走り続け、出てくる涙もありません。

疲れ切ってその場でとどまりました。

最後に覚えているのは、木の近くで、体力がなくなるのを感じながら時がたつのを待っている状態でした。

8歳の子供で、一人で、自分の生命線を確保しなければいけない状況で、過酷な時間を過ごし天に召されました。

包み込んだ光が、自分の体を中間世へと導きます。

家族の無事を切実に願った8歳の少女が、中間世で出会ったのは心温まるシーンでした。

この前世で得たもの、この前世の自分に改めて教えてもらったこと、今後私が生きていくうえで受け止めて、教訓にしようというものでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました