さいみんりょうほう(催眠療法)

用語

催眠を用いた心理療法。現代の催眠療法は、18世紀のメルスルの動物磁気療法によって始まった。

その後、催眠療法から様々な心理療法が生まれることになる。

S.フロイトが作り出した精神分析や、ユングが作り出した分析的心理学などが有名。

現代における催眠療法は3つに分類することができる。

①暗示催眠療法、②リラックス催眠療法、③イメージ催眠療法である。

暗示催眠療法は、催眠現象の中の”暗示”の特徴に強調点が置かれた催眠療法である。

暗示の与え方には2種類があるが、現代ではMHエリクソンの影響によって、かなり関節暗示が用いられるようになってきている。それまでは求められる状態を直接的に暗示する直接暗示が多かった。関節暗示は、直接に求める状態を暗示するのではなく、別の状態を媒介させることによって求める状態に持っていこうという考え方である。

リラックス催眠療法は、催眠意識状態に重点をおいた利用方法である。催眠状態では、現実的な事柄からの解放がある。この特徴である心理的安全地帯に誘導することによって、治療をしていこうという方法である。

イメージ催眠療法は、イメージの側面に重点を置いた催眠療法で、たんにイメージ療法と呼ばれることも多い。そこでは、イメージ空間の中での体験が重要視される。体験を深めることによって、体験の変容を求める方法や、精神分析的考え方で進める方法、ユング心理学的考えで進める方法、行動療法的考えで進める方法など、さまざまな具体的方法がある。

これらの3つのタイプを含めて、催眠療法を総合的に考えてみると、そこには1つの共通した考え方がある。それは、体験の重視であり、メタファ・象徴の重視であり、心的流れの重視であろう。

メタファ・・・メタファーにもいくつかタイプがあるが、一例を挙げると「人生ドラマだ」のような形式をとるものがある。

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